「唐突だけど、可児江西也くん次の日曜日私と遊園地に行かない?」
西也「そのマスケット銃は?」
いすず「あなたを逃がさないためよ、返答を?」
主人公、
可児江西也(かにえせいや)は眉目秀麗、成績優秀、運動神経抜群。ただし異常なナルシスト。
西也「今日もカッコイイ、我ながら惚れ惚れする。これならば話をしたことも無いあの転校生からデートの誘いを受けるというのもまぁ分からんでもない」
前に現れる、ヒロイン、
千斗いすず(せんといすず)。「さあ行きましょう」
西也「千斗いすずよ、俺たちはどこに向かっているのだ」
いすず「甘城ブリリアントパークよ」
西也「帰る。なぜあんな微妙な遊園地に行かねばならんのだ」
いすずがマスケット銃を西也に突きつける。
西也「そこまでして俺をデートに誘う理由はなんだ。もちろん俺はカッコイイが(ry」
ともあれ2人バスに乗り甘城ブリリアントパーク(通称、甘ブリ)へ向かう。
「次は甘城ブリリアントパーク」城が見え、西也がバスの降りますのボタンを押そうとすると
いすず「待って。もう一つ先よ。」
西也「あの城が正門ではないのか?」
いすず「
ラブホテルよ」
西也「ああ・・・えぇぇ!?」
いすず「
ラブホテルよ」
西也「2回言った!!」
10年くらい前のリニューアル工事で正門は移転して、停留所名を変える申請はしているもののあれこれあって先延ばしになっているそう。
いすず「ここで間違って降りてしまうゲストも多いのに」
西也「ゲスト?」
いすず「たいていのテーマパークではお客様をゲスト、従業員をキャストと呼ぶの。覚えておいて」
西也「日曜なのにこの客入りか」
いすず「休日の平均入場者数は約2110人よ」
西也「詳しいな」
遊園地を回る2人。
いすず「これはティラミーのフラワーアドベンチャー。愛と喜びに満ち溢れた世界へ、心洗われるファンシートレーに乗って出発よ」
西也「全然心洗われるように聞こえんぞ、千斗いすずよ」
トレーが跳ねる。
いすず「レールがずれているようね」
西也「危ないだろ!」
終了。
いすず「どうだった?」
西也「酔った。」
いすず「つぎはモッフルのお菓子ハウス。彼の作るお菓子を食べると、夢と希望が広がるの」
西也「だから全然夢と(ry」
アナウンス「ようこそ、モッフルのお店へ。でもこのお店にはいたずらねずみがいっぱいいるんだ。魔法の水鉄砲でねずみを懲らしめてあげて!」
西也「つまりシューティングゲームか」
アナウンス「じゃあ戦闘開始!」
西也「いや戦闘って」
ゲーム終了
西也「無理ゲーにもほどがある・・・」
アナウンス「残念っ。あまり殺せなかったね」
西也「こっ殺してたのか!?懲らしめるだけではなかったのか」
後にこれはイージーモードだったと知る。
そのほか、遅すぎるジェットコースター、早すぎるコーヒーカップ、など。
西也「ひどすぎる!!どれもこれも微妙なアトラクションばかりではないか!どうせ所詮子供だましとしか思ってないのだろう。だが、子供を騙すのは大変なのだ!
誰かに夢を見せたいなら、まず自分たちがその夢を信じるべきなのだ!!つまりは・・・」いすずの視線にきずく西也。
いすず「誰かに夢を見せるなら、まず自分がその夢を信じるべき・・・実に耳に痛い言葉ね」
西也「受け売りだ。何かの本で読んだ」
いすず「児玉誠也。」
西也「!」
いすず「少し前そういう天才的な子役タレントがいたそうね。でも5年前児玉誠也は突然引退した。今高校生のはずのその彼がこの遊園地を見たらどんな感想を言うのかしらね」
西也「言っておくが児玉誠也はとっくの昔に消滅した。そのバカな子役を何かに利用しようとしても無駄だ。帰る。」
いすず「待って。」
いすず「帰る前にこれを食べて、冷めたらもったいないわ」とコロッケを渡す。

西也「コロッケなどどうでも良い」
いすず「いいから食べなさい」
一口ほうばる。
衣は厚すぎず、それでいてさくさく感はしっかり。中身はジューシーかつフワフワ。練りこまれたひき肉と丹念に潰されたジャガイモが絶妙な風味をーーーー。
コロッケ完食。
いすず「帰る前にこれを作っている人に会ってみない?」
いすずに連れて来られた場所にいたのは1人の少女。
「私は
ラティファ・フルーランザと申します。このテーマパークの支配人です。もうご覧になりましたか?」
西也「ああ、いやというほどな」
ラティファ「いかがでした?」
西也「まぁなんというか・・・」
ラティファ「・・・分かります。さぞご不満だったことと思います」
「可児江様、お願いがあるのです。この滅亡寸前の遊園地をあなた様に立て直して欲しいのです」
「この甘城ブリリアントパークの支配人になってください」
ラティファを含む甘城ブリリアントパークで働いている従業員のほとんどは魔法の国メープルランドからやってきたという。しかしあと3ヶ月で25万人を呼ばなければメープルランドの住人は居場所を失い、生きる力をなくしてしまうそうだ。
西也「ちょっと待て。いきなり魔法の国とか言われても・・・」
ラティファ「信じられないでしょうね。ですから、これからあなたに魔法をお授けします」
西也「魔法!?」
ラティファ「はい。可児江様・・・そのまま動かないで」
夕日の前でキッス。1話目からキス入れてきおった。これが魔法を与える儀式なのだろうか。
キスのあと倒れこむ西也。目が覚めるとそこは自分の部屋だった。
寝起きの西也、氷菓の奉太郎によく似てる。
西也「顔洗うか」
洗面所のドアを開けると・・・
いすず「あっ」
西也「うぉぁっ」
ドアを閉める。
西也「姉さん!姉さん!いるんだろ?」
西也姉「なんだよこんな時間に」
西也「なんであの女がいる!?」
西也姉「ああ、いすずちゃん?ゆうべすっころんで気絶したアンタを抱えてきたのよ。終電終わってたから泊めてあげたの(でも西也が女の子とデートでなんて丸くなったものよねぇ)」
西也「姉さん、今変なしゃべり方をしたか?口を閉じたまま俺が丸くなったとか」
西也姉「え・・・あ~そっかあたし寝ぼけてるのね、まだ酒抜けてないし。さぁ寝なおし寝なおし。あぁアンタはちゃんと学校行きなさいよ。じゃあね」
いすず「可児江君。」
西也「うわぁっっ」
いすず「あなたは魔法が使えるようになったのよ。」
西也「なに!?」
いすず「これで信じてもらえたかしら」
今回は1話目ということもあってかなり細かく書きました。10/11深夜1時30分からBS-TBSでも放送されるので是非ご覧あれ。
追記(12/8)一身上の都合により打ち切りです。楽しみにしていた方すみません。
アニメが終わり次第オススメアニメとして紹介する予定なのでお楽しみに。
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