観に行って来ましたよ、今話題の「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶応大学に現役合格した話」、略して「ビリギャル」。ライオネルは一応学生なので半分は勉強のため、そしてもう半分は
有村架純さん目的。可愛いよね。
さて、本編感想。少々ネタばれも含んでいるので「ネタばれヤメテ!!」という方は見ないほうがいいかもよ。
とりあえずこの映画を一言で言い表すならば「綺麗にまとまった映画」だと思う。面白いか面白くないかで言うと面白かった。それもかなり面白かった。感動した。あるシーンで泣きました(後述)勉強という誰もが経験したことのあることを軸に物語を展開させていくので誰にでも分かりやすい、万人受けする映画だと思う。特に学生や受験生は観ておくべきだと思う。
おおまかなあらすじを説明しようと思ったけど「タイトル」にすべて書いてありますね。付け足すならば成績を上げたのは学校ではなくある1人の塾講師だ、ということくらい。テーマは「挫折」と「努力」かな。主人公、さやかは両親と妹、弟の5人家族。父は弟をプロ野球に入れるため毎日野球三昧でさやかと妹はほったらかし。
さやかが慶応大学の受験に挑もうとするのが大きな軸、第一のテーマでその裏で家族のわだかまり、絆、大切さなども描かれていた。あるシーンで泣いた、というのはさやかが塾をやめ、お母さんの仕事場に行くシーン。ここで泣いた。(映画をみれば分かるはず!!)
細かい伏線も多くちりばめられていて良かった。(新幹線に乗ったら違う世界に行ける~とかお父さんは困っている人がいたらどんな時でも助ける~とか先生の全裸の約束とか)
こんな夢のような話の中でもレイジくんが浪人するとことかちょっとしたとこにリアル感があるのがいいね。
気になったところは数か所、1つはおなかが痛くなって受験に落ちるのはちょっと無理があるかな、と思った。しかもそれが先生の渡した合格コーヒーのせいっていう。もうひとつは弟は野球をやめて車仕事の手伝いを始めた?のがちょっと分かりにくい気がした。車仕事を手伝い始める理由みたいなのが欲しかったかな。ほんとそれくらい。
お父さんが車仕事をしているって時点で私を含め、察しのいい人なら「ああ、これは受験当日交通機関止まって車で送るパターンやな」って思うかも知れませんが、それでも、良かったねあのシーンは。
結論・・・
「有村架純はかわいい」